スリランカ
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紅茶
スリランカは世界有数の紅茶国。自然の恵みを受けた茶葉の味わいを、心ゆくまで堪能する。

スリランカの旧国名「セイロン」は、今や紅茶の代名詞。
それほど、スリランカでは多種多様で良質な紅茶が生産されています。
雄大な自然の残る島で育てられた紅茶の深い味わいを、有数の生産国・スリランカで味わってみてください。

スリランカの紅茶の歴史

約130年前から、おいしい紅茶の栽培は始まりました。

スリランカは、もともとコーヒーの栽培が盛んでした。しかし、相次ぐ病害でコーヒーの木が壊滅的な被害を受けます。そして、イギリスの植民地時代にコーヒーの代替に紅茶の栽培を始めたところ、スリランカの気象条件や地形は紅茶の生産にぴったりだったため、大規模に紅茶が作られるようになったのです。

こうして1972年までに使用されていた国名を由来とするセイロンティーは世界的にその名を広め、スリランカは世界的な紅茶の生産地となりました。今やスリランカ産の紅茶=セイロンティーは、世界中の多くの人に愛飲されています。


紅茶の産地の楽しみ方

高原列車の車窓に映る、鮮やかなライトグリーンの世界。

高原列車の車窓に映る、
鮮やかなライトグリーンの世界。

スリランカ周遊の旅は効率的な専用車での観光が基本ですが、キャンディ~ヌワラエリヤへの移動は高原列車でのんびり揺られながら、辺り一面に広がる紅茶畑の絶景を満喫してみるのは如何でしょうか。高原の爽やかな風の中を走るイギリス植民地時代に造られたレトロな車両は、いっそう旅の気分を盛り上げてくれるでしょう。

英国領時代へタイムスリップ 紅茶の本場ならではのホテル選び

英国領時代へタイムスリップ
紅茶の本場ならではのホテル選び

イギリス植民地時代に避暑地と栄えたヌワラエリアでは、名残としてコロニアル調の建物が点在し、今でも当時のイギリスの伝統と文化を感じられます。1891年にオープン、100年以上の歴史を持つ「ザ・グランドホテル」もその一つ。かつてはスリランカ総督エドワード・バーンズ卿の別荘だったこともあり、豪華な調度品やアンティークの内装は当時の雰囲気を十分に感じられます。

英国領時代へタイムスリップ 紅茶の本場ならではのホテル選び

また、紅茶好きには1度は泊まってみたい「ヘリタンス ティーファクトリー」も人気のホテルです。その名の通り、1973年までは紅茶工場として使われていた建物をホテルに改装したので、あちらこちらに工場で使われていた機械や部品がそのままオブジェとして飾られています。当時の紅茶工場の面影が色濃く残る、紅茶づくしの空間に浸ってみませんか。

紅茶の奥深さを知る体験

紅茶の奥深さを知る体験

BOPF、BOP、OPなどの精製方法、産地によって味や香りはさまざまです。味の違いを比べながら、ミルィティー向き、ストレートティー向きなどの紅茶の特徴に合った飲み方を学べる本場の「ティーテイスティング」は、知識の一つとして帰国後もきっと普段の生活の役に立つはずです。

紅茶の奥深さを知る体験

また、実際に「茶摘み」体験もできる茶園もあります。プラッカーと呼ばれている茶摘みレディの様に山の斜面の茶畑に入り、自分の手でひとつひとつの葉に触れて、もぎ取った時の茶葉の新鮮な香りに包まれてみる、、、。普段何気なく飲んでいる紅茶もどのような工程で作られているのかを感じられる貴重な体験となることでしょう。

本格ハイティーでエレガントなひと時を

本格ハイティーでエレガントなひと時を

ヌワラエリヤの歴史ある名門ホテルでは、15時を過ぎると英国伝統のハイティーが楽しめます。ケーキやサンドウィッチと共に、本場の美味しい紅茶をイギリスの伝統と歴史を感じられる空間で味わう時間は贅沢そのものです。格式あるホテルのレストラン、目の前に紅茶畑が広がるデラス、英国ガーデニングが楽しめるお庭、そして、紅茶工場併設のティーサロンなど、お気に入りの空間で優雅なひと時を堪能してみませんか。気分はまるで当時の英国貴族の様です。


標高による紅茶の3区分

魅力あふれる茶葉の多様性は、標高の違いから生まれています。

紅茶の国・スリランカでは、茶園の存在する標高によって紅茶の種類を3つに区分しています。
紅茶の栽培は、主に中央山岳地帯と南端近くの平地で行われています。

標高による紅茶の3区分
名称 標高 特徴 産地
ハイグロウンティー
(高地産茶)
1,200m以上 個性の強いものが多く、深いコクや渋み、強い香りを持つ ウバ、ヌワラエリヤ、ディンブラ
ミディアムグロウンティー
(中地産茶)
600m~1,200m 渋みはやや弱いがコクがあり、クセが少なくて飲みやすい キャンディ
ロウグロウンティー
(低地産茶)
600m以下 コクや甘みがあり、渋みの少ない濃厚さと独特の香りを持つ ルフナ

代表的な5つの生産地

他国の紅茶と同様、スリランカでも産地名がそのまま茶葉の名称になっています。
こちらでは、5つの産地をご紹介いたします。それぞれの産地によって茶葉の特徴が異なりますので、ぜひセイロンティーをお土産として購入する際の参考にしてください。

キャンディ ヌワラエリヤ ディンブラ ウバ ルフナ 地図

ウバ

世界三大紅茶のひとつである、最高級品。

ウバ地方の紅茶はスリランカでも一番の高級品と言われ、世界三大紅茶のひとつとして有名です。日中の高温と夜間の冷気で発生する霧によって、バラやスズランのような甘い香り(もしくはサロメチール香のようなメントール系の香り)の刺激的な「ウバフレーバー」が作り出されます。クオリティシーズン(旬の時期)は、南西モンスーンが発生する7月~8月。ストレートで飲むのがおすすめですが、ミルクにも合います。

ヌワラエリヤ

シャンパンのような繊細で爽やかな風味。

ほかのどの紅茶よりも高い場所で生産されているのが、ヌワラエリヤです。朝晩の気温差の激しさからタンニンの量が増えることで、緑茶に似た適度な渋みとデリケートな花香を持つ茶葉になります。
その独特の風味は、「セイロンティーのシャンパン」と称されるほど。ぜひ、ストレートでじっくりと味わってみてください。クオリティシーズンは1月~3月で、特に1月と2月には最高級のヌワラエリヤが生産されます。

ディンブラ

オールマイティーな飲み方を楽しめる茶葉。

「セイロンティーの女王」とも言われるディンブラは、ウバと並ぶほどのスリランカ紅茶の代表格です。モンスーンの影響で、クオリティシーズンはウバと対称的な1月~2月。
バラのような華やかな香りのあるディンブラはあっさりとしたクセのない味わいなので、ストレートはもちろん、レモンやミルクを入れてもおいしくお飲みいただけます。その日の気分に合わせて、いろいろな飲み方を楽しんでみてください。

キャンディ

クセのない味わいを生む、紅茶発祥の地。

キャンディは、スリランカで初めて紅茶が栽培された街です。コクがありながらも、風味や個性、渋みがかなり弱く、香りも控えめなので、非常にソフトな味わいなのが特徴です。
クセがなくすっきりとしているキャンディは、バターたっぷりのお菓子との相性も抜群。ゆっくりと蒸らした甘いミルクティーやそのままの味を楽しむストレートティーはもちろん、スパイスを入れてアレンジしたりブレンドしたりするのにも向いています。

ルフナ

濃厚で甘みのある、スモーキーな味わい。

ほかの主要産地の中では、一番低地で栽培されている茶葉です。標高の低さや育成時の気温の高さから、ロウグロウンティーにはめずらしく個性的ながらも飲みやすい紅茶が生産されます。
クセのある深い苦みとほどよい渋み、濃厚な甘み、スモーキーさは、特にアラブや中東の人々に人気です。ストレートだけでなく、チャイやミルクティーとして飲むのもおすすめ。ぜひいろいろな飲み方で、ルフナを味わってみてください。

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